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2022-09-03

多摩田園句会(1月20日)の一句

月影を豊かに零し磯馴松
滄海の一粟(いちぞく)なれば鰯引く
風穴に音なき風や杜鵑草
貴船菊茎長ければ甕に挿す
水菰(みこも)刈る信濃の逆旅月愛づる
秋冷やどこか哀しき甲骨文字

おづおづと地酒携へ月の客

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はるさん

Author:はるさん
70代の俳句おじさんです。
俳句雑誌「春月」を主宰しています。

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